ずらいむのブログ「いしきの花道!」にようこそ、いらしゃいませ~♪
このブログは、見らずに読んでくださいっ
『見らずに読んでください』
こんなこと言われても、あなたは
「ハァ? なんのこっちゃ!」ですよね w
字が書いてあるんだから、字を見らずに読むって出来ないだろ??
と思われると思います。
でも、武道では、「相反することを成立させる」ことをよく求められます。
宮本武蔵・五輪書 水の巻にも書いてあります。
(引用:魚住孝至編 宮本武蔵 五輪書)
「遠い所を近いように見、近い所を遠いように見るようにすることが、兵法では必要不可欠である。」
遠い所を近くに、近い所を遠くに、見る ??
どういうことやねん!
横山ヤスシ師匠の声が、あの世から聞こえてくるっチューネン! しかし!
「相反することを成立させる」ことは、武道ではよくあることで
私が通っている、疋田一直先生の道場(嘉麻市)でも、
意識しながら、意識しない
力を入れずに、力を加える
このようなことを毎回練習をします。
ちなみに、私が「相反するものを成立させる」ことを初めて意識したのは、20歳の頃でした。
居酒屋でバイトしていた時、店長から
「慌てず、急げ!」と言われたんです。
当時の私は、
「急ぐと、慌てるはセットじゃん! 慌てないと、急げないよ?」
と思ったのを覚えています。
しかし、言葉を変えると分かりやすいのですが、店長が言いたかったは、、、、
気持ちは慌てずに
行動は素早く
ってことだったんですよね。
つまり、気持ちと行動をリンクさせないってことです。
気持ち・行動を別々に制御するわけです。
前述の五輪書でいうと、
遠くにある敵を見るときは、
①行動としては、遠くを見ているが
②気持ちとしては、まるで目前に敵がいるかのごとく、集中力を持って敵の細部までよく見る気持ちが必要
逆に、近くの敵を見るときは、
①行動としては、近くを見ているが
②気持ちとしては、遠くに敵がいるかのごとく、余裕をもって敵を俯瞰し全体像を見る気持ちが必要
ってことなんだと思います。
宮本武蔵がこれをわざわざ五輪書に書き記し、しかもこの部分が現在有名になっていることは、行動と気持ちを分離することが如何に難しいかってことを示していると思います。
敵が遠くにいれば、まだ遠くなんだから余裕じゃんか。と、つい思ってしまいますし、
逆に、敵が目前に迫っていれば、相手が持っている刀に目が行ってしまい、相手の状況や周辺の状況を見る余裕なんかありませんよねW
行動と気持ちは常にリンクしがちです。
近くのものは俯瞰できないし、遠くのものは凝視しずらいのです。
これは、日常生活にも言えます。
例えば、仕事の期限が数か月も先だと、つい余裕をかましがちです。
逆に、期限が目前に迫ると、焦って、やっつけ仕事になってしまいがちです。
五輪書に習うならば、、、、、
期限が遠くでも、期限が迫っている気持ちで仕事をし、
期限が迫っていても、焦ってはいけないのです。
さて、これをブログ執筆に当てはめると、どうなるでしょう?
「バズらず、バズれ」となりますw
バズらせようと、奇をてらったり、ワザとらしいブログを書くと、読者は「こいつ、バずらせようとしてるな。嫌な奴!」と思われ、バズらないですよね~
逆に、バズらせようと思わず、素直な気持ちで書いたブログの方が共感を呼んだりしてバズることでしょう。
気持ちは、バズらせたいんだけど
でも、行動としては、バズらせたい気持ちを全排除し、適切なテクニックを使って、分かりやすく読みやすい文章を書く必要があります。
さてさて、
今日の私のブログは、バズらせたい気持ちを全排除出来てますかね~?
全排除できてて、また私のブログを読みたいと思った人は、読者ボタンやブクマボタンをポチしてください。
「バズりたい!」
私のブログは、そんな浅ましい気持ちが透けまくりだぜっ! と思った人は読者ボタンやブクマボタンをポチしてください。
んっ?
ブログが良くても、悪くても、ポチしろだと~
そりゃ おかしいじゃん?
って思った方は、達人になれませんぞ~
相反するものを成立させるのが、達人でございますっ!
貴方も相反するものを成立させるため、ブログが良くても悪くても、ポチするのです!
さすれば、あなたもきっと達人ですよ~ 笑